2021/09/28

らくがき「国会議事堂コンセプト」

 

昨日、塔の作り方を考えていたが、逆にした方が良いものもあるのではないかと思いついた。塔は上方に高く聳えるものだが、地面より下方に作られて上から覗き込まれるものだ。それが国会議事堂。

国会開催時には傍聴が可能だが、30分前に行って傍聴券をもらう必要がある。委員会は議員を通じて許可をもらわないと傍聴できない。傍聴では拍手や声をあげる事はできない。国会に入るには一応ドレスコードがあるらしい。(明確でない。)ただ、コートは脱がないといけない。(テロ対策と思われる。)

と言うわけで、適当に行って上から覗くようにしたら良いのではないか?と言うもの。


現在の議事堂は、昭和11年(1936)に帝国議会議事堂として竣工。設計は一般公募(コンペ)され、118応募の中から宮内省技官、渡邊福三(1870年(明治3年)7月11日 - 1920年(大正9年)3月19日スペイン風邪で亡くなる)の案が採用された。案は「ギリシア様式ルネサンス風」だとの事。工期は17年を要している。帝国議会の議事堂だけあって"帝都の威信"を体現した重厚感ある建築。つまりは欧米の議事堂に負けない立派さを求めてデザインされたと考えられる。

とすれば現在のような民主主義そのものを表現したデザインとは言い難い。(帝国議会が民主主義と反対の体制であったと言うのではない。一応帝国議会の中でも徐々に民主化への動きが進んでいた事は事実。戦時中だけの事を考えてもまずい。議事堂建設はそれ以前の時代であるから。)

そのあたりを踏まえて考え、そして今の政治の在り様も考えて次に作るとしたらどうだろう?と言うもの。(笑って!)

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