URまちの暮らしコンペティション「スターハウスの未来にある暮らし」(クリック)に応募した。
応募案の作成についてここでは全ての経緯を書く事はしない。理由はあまりにも多岐に渡る検討と資料があり、全ての資料とアイデアを使用してはいないために書いてしまうと提出案との関係がわからなくなるだろう。
このコンペの応募に関してはいくつかの記事に分割して簡単に記録しておく。
応募の動機
このコンペの面白いところは「団地」であり、しかも「インテリア」と言うところだ。インテリアが無くて団地だけであれば応募しようと考えたかどうかはわからない。と言うのは、これまでも団地に関しては団地の共有部分に関していろいろ行われてきたしコンペもあったようだった。隈研吾氏も団地の建物の外側に付属するものを建てている。
が、個人的にはその共有部分のみと言う点が実に面白くない。ほとんどの場合、個人個人の生活とは無関係に建てたり作ったりしていて、その物自体は確かに魅力的ではあるかもしれないが、要は広い場所に魅力的な餌を置いておいて穴から出てこいと言うような物になっている。そうしたやり方もありだとは思うが、それだけか?とも考えなくもない。
これとは別に乾氏が別のどこかで提案した団地のリノベーション案と言うのもあって、そちらは現代的に職住が一体になった提案だ。住居の使われ方としては確かにそれはある。
さて、このスターハウスのコンペだけれども、上記2つの折衷と言うか、どちらも一緒に満足する事が求められていそうな事が要件として書かれていた。住み方と周辺環境との関係を考えて→インテリアの提案。と言うわけで、これは探してもなかなか出てこないタイプのコンペと言えないだろうか?少なくとも、一般的な民間のマンションでは絶対に無いものだ。
面白い。これはやるしかないよね!、と言うわけ。
だから当然、提出案は団地のコモンを活かすインテリアと言う事になる。
つづく
(この記事はリアルタイムでなく後日投稿しています。公開日はコンペの提出日。)
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