2021/08/26

Team OBASU ロゴ作成

 


チームロゴを作ってみた。テキトーだ。
これが今回の完成品。デタラメに見えていくらかの法則が内部に隠されいてる。

2021/08/22

「KOKUYO DESIGN AWARD 2022」

KOKUYO DESIGN AWARD(クリック)

これは建築とはほとんど関係ないのだけれども、以前から考えていたアイデアを出してみた。

提案の中身はここでは置いておいて、提出パネルのデザインをちょっと遊んでみた。見た目スッキリのモダンスタイルはあえて使わずに工場の中の油の付いたテーブルで作業員が描きました風にした。わざと汚れたようにし、汚い手で触って汚したように薄く指紋まで付けた。文房具は綺麗に掃除されたり整頓された事務所ばかりで使うものではなくて、デジタル時代はそれよりも現場で使う方がメインになるのではないだろうか?


提出案は応募締め切り日の2021年10月15日以降に公開します。

 

2021/08/20

「sanwacompany Design Award 2021」

 



これは建築のコンペでなくて「プロダクトデザイン」のコンテスト。

自分はどちらかと言うと建築より工業系の仕事をしていたりするのでこちらの方が得意な部分もある。けれども主催されているサンワカンパニーさんは建築に用いるプロダクトをメインにされているので分野としては建築だろう。

ただ、過去の受賞作品を見ているとプロダクトではあるがどちらかと言うとグラフィック的な主張の強いプロダクトが選ばれているようだ。つまり視覚的に美しい、そして全体のテイストが「モダン」だ。

うーん、「モダン」かぁ...

モダンがポストモダンの後にこれだけ復活して出てきているのはポストがあまり一般化しにくいものが多くて参照できないからかなあ?と考えたり。けれど、そのあたりもちょっと考えてやってみた。


2件提出しているが、提出品の公開は締め切り日(2021年10月31日)の後に予約投稿で公開します。一気にやってしまったので途中の工程と考え方を表す資料が無いのです。

(この投稿はリアルタイムでなく後日投稿しています。提出日は2021年8月16日と同8月20日。)

2021/08/15

「野生のガラス」スタディ

 

これは最終案とはずいぶん違うスタディ8レベルのもの。視線の基になる目を公園の一角に並べてみた。光の状態によってどう変わるかを想定している。立体構造での視線の追従性、寿命の後のサイクル、光と素材の効果も並べて入れている。

背景は深海でイカの群れに出会った感じを出してみた。イカの目はその知能に比べて高性能すぎるのではないかと言われており、実際の目玉は人のそれに似ている。深海でイカの群れに出会い、その目で観察されている事を意識したらどうだろう?

パネルとしてはシンプルさに欠けると思った。のでこの後大きく変更している。

実際の提出パネルはこのコンペの応募期間が終了した後の2021年10月4日夕刻に公開します。

つづく


 (この記事はリアルタイムでなく後日投稿しています。)

2021/08/14

「野生のガラス」コンセプト

 

「 野生のガラス」と言う事で、「野生」とはそもそのどう定義すれば良いのだろうかと、まず考え始めた。

1)自律的に生きている状態でなければならない。

個体としては誰かが常時補助しなければ生きていられない状態ではない。

2)何らかのシステムに組み込まれていなければならない。

野生動物は自然の中でその特異な役割を果たしているから環境もその動物も生きながらえている。孤立していては生きているとは言えない。

3)人が事情を理解している必要はない。

自然のシステムは人が作ったものではない。だからそのサイクルを人が管理している必要はない。

4)予測できない振る舞いをする事がある。

5)こちらに牙をむくかなつくかは不明。


次に考えたのはガラスの性質とは何か。

1)光に敏感である。

2)量産も手作りもどちらもし易い。

3)壊れる。永遠に存在しない可能性がある。

4)色付けする場合に金属の彩色剤を使う事が多い。温度プロファイルに敏感に反応し、出来が大きく異なってしまう。(技術的な話)

生産時の条件によって気まぐれ、日和見がある。


そして求められている「空間」への適用はどうするか?

いくら野生に生息すると言っても、ガラスは無機物であり実際に生きているわけではない。野生動物の性質をそのままガラスが引き継ぐことは難しい。そこで、逆から考えた。逆とは、ガラスによって空間を定義するとなれば、ガラス製の普通の建物になってしまう。そうなれば野生でも何でもない。動植物の真似をしてもそれた単なる彫刻か偽物動物になる。

だから、「人間が」空間を意識する状態をガラスの性質を利用して作り出す事にする。幸いにもガラスはセンシティブで、1日の変化する光によっていろいろに変わる。それを人が見てどう意識するか、もしくは意識しないか、意識してもそれが変化するようにする。どう意識委するかは「わからない」。野生だから。


さて、人が最も気にする事の1つは何か? それは「視線」だろう。

遅刻して会議室や教室に入った時、一斉にこちらを見る視線。その視線で人は素早くその場がどのような性質のものかを判断する。つまり心理的な空間がある。和やかな雰囲気に招かれる、拒否される、無視されるといろいろある。ドアを入って経験してみないとわからない空間がそこにある。


だからガラスでその「視線」を作る。その時の光の具合で印象が大きく変化する視線で空間を定義する事。

コンセプト「Eyes」


 (この記事はリアルタイムでなく後日投稿しています。)

2021/08/13

「野生のガラス」応募

 





お題は「野生のガラス」である。

建築のお題の多くがなぜか禅問答の問いのようでなかなか難しい。これは日本でだけなのか、それとも建築の世界では世界中がそうなのかはわからない。だが、それ故に面白いと言うか思考のし甲斐があると言うのか、そう言う事でもある。

次の投稿からそのあたり、自分がどんな思考をしたのかを説明していきたい。

このコンペについては8月13日に提出し応募を完了した。


つづく


 (この記事はリアルタイムでなく後日投稿しています。公開日はコンペの提出日。)